鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 外科学講座 消化器外科学
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特選コラム

やっぱりここが良かった! ゲカイチの魅力。

鹿児島はもうすっかり春。
僕は、ちょうど1年前の今、第一外科に入局し、現在、県立薩南病院に所属している平島忠寛です。こんにちは。

平成26年入局の同期最後のコラムということで、
締めが僕でいいのか……!?と思いつつ、筆を執ります。





○僕が医師を志した理由
第一外科に入局した経緯を振り返りますと、
子どものころに芽生えた思いが今につながっているように思います。

幼いころの僕は、のんびり屋で、人に話しかけられても
母の服のすそに隠れてしまうほどの引っ込み思案でした。
そんな僕でしたが、人との心のつながりをもって仕事をしている、祖父、父の背中を見ていて、
自分も“人の役に立ちたい”という思いを抱いたことが始まりでした。
その思いに背中を押され、高校から鹿児島を離れて岡山の地で学生時代を過ごし、
その後、生まれ育った故郷で医療に携わりたいと鹿児島へ帰ってきました。




○ゲカイチの先生方に衝撃を受けて…!?
鹿児島大学での研修医時代は、循環器科、精神科、消化器内科、
呼吸器外科、小児外科などで研修させていただき、
どの科もそれぞれに魅力があり、正直、進路を迷っていました。
 
そんなとき思い出したのが、大学5年生のときに参加させていただいた
第一外科の病院見学を通じて出会った第一外科の先生方のことでした。



見学を通じて先生方に、外科医としての誇り、やりがいを持って
仕事されていることや、医局全体があたたかみのある雰囲気であることが
伝わってきて、「僕もここで働きたい!」と思ったことを。
その時の、先生方のオンとオフの切り替えの見事さにも圧倒され、
仕事は緊張感を持って取り組まれる一方、
夜に食事をご一緒したときには、楽しくフランクにお話してくださり、
その姿が、とにかくかっこよく、楽しくて……
楽しすぎた僕は、調子に乗って家に帰れないほど飲みすぎてしまい、
結局医局に泊まらせていただくことに……。(ホント、ご迷惑をおかけしました)
あの時の思いがよみがえり、いつしかその先生方の姿にあこがれ、
進路を決めるころには「よし!第一外科の道に進むぞ!」と心を決めたのです。






○やっぱりここが良かった! ゲカイチの魅力。
入局してからは、まず、術前・術後の一例一例の症例を大切に分析し、
これからの治療法を探究する先生方の姿に身が引き締まり、
この第一外科を選んで良かったと心から思いました。
一方で、この素晴らしい環境に感銘を受けつつ、
のんびり屋の僕には向いているのだろうか……と、
理想と現実の自分に悩んだことも多々あり……。
実は、一年経った今でも思うことはあります。
しかし、外科医だからこそできる治療に向き合う先生方の姿を触れるたびに、
「やはりこの道で頑張っていきたい!」という気持ちが強くなり、
自分のペースではありますが、日々勉強し、克服できるよう努力しています。

そして、やはり第一外科に入局して良かったと思うこと。
それは、たくさんの素晴らしい出会いに恵まれたことです。

夏越教授を筆頭に、尊敬できる先生方とご縁をいただけたことはもちろん、
仕事から楽しい(?)余興まで!共に励まし合える同期の仲間との出会い、
これまで所属させていただいた大学病院、サザンリージョン病院、県立薩南病院の先生方、スタッフ、患者様たちとの出会い等々、周りの人に支えられて今の僕がいます。
 





○入局1年目を振り返って、思うこと。
緊張の連続だったこの一年。
自分の力量不足を感じるなど、壁にぶつかりもがく日々ではありますが、
先輩の先生方の背中を追いながら、同期と切磋琢磨して、
一歩一歩前へ進んでいけるこの環境に充実感を覚えています。

幼いころに抱いた“人に役に立ちたい”という思いに近づくため、
僕は今、第一外科の道を進んでいます。
のんびり屋な性格はなかなか治りませんが、
ここで自分を磨き、自信をつけていきたいと思います。

もしもこのコラムを読んでくださっている方が、
入局を検討している学生や研修医の方でしたら、
ぜひ以前のコラムをめくってみてください……!
個性あふれる第一外科の先生方の魅力満載!
(見学にくればもっと分かるはず…( ̄▽ ̄)ニヤリ)

いつの日か皆さんと出会い、共に頑張れることを楽しみにしています。

 

鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 外科学講座 消化器外科学

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