はじめまして。鹿児島大学消化器外科学 後期研修医の宇都宮麻子と申します。
出身は福岡県ですが、大学進学を機に鹿児島にきて以来、もう9年目になります。
今年の4月に鹿児島大学消化器外科へ入局し、4〜9月はいまきいれ総合病院で、10月から大学に在籍しております。
学生の頃は漠然と外科系かなぁ、と考えていました
。消化器外科は幅広い臓器を見ることのできる科として興味があったものの、体力面に不安があり、自分が消化器外科に決めるとは1mmも思っていませんでした。
初期研修2年目に入り、色々な診療科をローテートする中で、手術が好きだから外科系に進みたい、という気持ちが定まってきました。
当初は女性ということもあり、婦人科を考えていましたが、より幅広い臓器を治療することのできるの消化器外科に魅力を感じ、一度しかない人生ならやりたい方に進もう、妥協せずに選ぼうと、消化器外科入局を決めました。
入局して1年も経たない身で語れることは少ないのですが、消化器外科になって後悔したことは一度もありません(今のところ)。日々できないことばかりで、学びたいことが渋滞していますが、少しずつできるようになっていく過程がとても楽しいです。
長時間手術や緊急手術もありますが、興味のあることだからか、それほどきつかった思い出はありません。また、一緒に頑張ろうと支えてくれる同期や、先輩方の存在も非常に大きいです。
まだ外科医として「げ」の字も付かないような私ですが、そんな私に優しくそして時に厳しく指導してくださる消化器外科の先輩方には感謝の気持ちしかありません。
外科へ入局することを迷っている学生さんや研修医の先生方、ぜひ一度外科をローテーションしてみてください。皆さんもきっと外科を好きになると思います。
いつか皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
入局同期の7人。働く場所は違いますが、互いに支え合う大切な存在です。 |