はじめまして、2021年度に入局しました医師3年目の吉野春一郎と申します。
僭越ながら、コラムを書かせていただきます。
外科に興味を持つようになったのは研修医1年目の時でした。
学生時代は本気で外科系に興味がありませんでした。むしろ嫌いまでありました。
手洗うと触れる場所限られるし、水も飲めないし、股間痒いのにかけないし、ただ時間が過ぎるのを待つだけ、といった感じで。
ただ、研修医になって、実際患者さんを診る立場になると、その印象が変わりました。
「かっこいい」「おもしろそう」と思っている自分がいました。
水を飲みたくなったり、股間が痒いのが気になることはなくなっていました。気づいたら手術に夢中になっていました。
初期研修は鹿児島医療センターで研修をさせて頂きました。
研修している科が輝いて見える研修医生活ですが、中でも輝きを放ってみえたのが、外科でした。
入局して現在、後期研修1年目として、4月~9月の半年を鹿児島市立病院消化器外科の一員として働かせていただきました。
端くれも端くれで、優秀の「ゆ」の字も垣間見えないような某に、多くの手術を割り振ってくださり、毎日充実した非常にやりがいのある日々を送ることができました。
外科医って素晴らしいと改めて感じました。
今後も、一生懸命やりながらも、後輩からも先輩からも慕われるよう、楽しく過ごしていきたいと思います。
外科の魅力は、ぜひ外科をローテーションしていただき、その目、その肌で感じて頂ければと思います。
入局宣言時。左:自分、右:大塚教授 |