鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 外科学講座 消化器外科学
閉じる
▲TOPページへ


閉じる
ゲカイチでは他県で外科医として活躍され、鹿児島へ戻ろうと考えられている先生方に、留学や博士号などのご要望について、医局長が直接ご相談にのっています。
>>メールで相談する

特選コラム

一外科は、迷っている方、大歓迎!

こんにちは。ゲカイチのページへようこそ。
新入局の濵平 昂一と申します。


大学までの生い立ち


出身は鹿児島市桜ヶ丘で、桜ヶ丘で育ちました。大学病院の隣にある桜丘東小学校→桜丘中学校→ラ・サール高校と家から一番近い学校に通っていました。桜ヶ丘の最近25年くらいに関しては大抵の人よりも(多分)詳しいです。



↑幼少期



 医師になる、ということはぼんやりと小さい頃から考えていたのですが、高校生の頃、鹿児島の地域医療の現状についての講演会スライドを偶然見つけ、ちょうど「Dr.コトー診療所」が放送されていた時期でもあり「地域医療は面白そうだな」と思い至り地域枠として入学しました。
6年間地域枠学生として県内外の離島、へき地の医療現場で勉強させていただき、地域医療への関わり(臨床、研究、教育)をライフワークにしたいと思うようになりました。


↑離島実習にて


大学では弓道を始めました。個人的な活躍は全くありませんでしたが、素晴らしい先輩、同級生、後輩たちに恵まれたお陰で楽しい日々を送りました。

↑弓道審査にて


入局のきっかけ


地域医療の研究、教育まで関わりたいという少し(?)先の未来のことばかり考えていたせいもあり、入局先は2年目の冬まで迷いに迷いました。どの上の先生から聞かれても「いやー迷っているんですよねー」と答え、新専門医制度の一次募集締切までには決めきらずに二次募集からエントリーする全国で200人もいない集団の一員となりました。

そんな私が一外科に決めたのは、いくつか理由があります。

①扱う領域の広さ
細分化が進んでいる中で複数の領域を一つの診療科で扱えるのは地域医療をする上で大きな強みと思いました。手術ももちろんですが、化学療法や緩和医療などの色々な分野に挑戦できるのもいいと思いました。

②大島病院での日々
外科の先生方と過ごす2ヶ月はとても楽しく、遊ぶときは遊び、真面目なときは真面目に、といった先輩方の姿勢が大きな決め手の一つになりました。
また良い同期に恵まれ、「こいつらとなら、いい仕事ができる」と確信できました。今でもその思いは変わりません。

③最後の決め手
「外科に向いていない」と私は友人からよく言われます。
外科に入る人たちは皆体育会系、芸術系の部活で活躍し、勉強もそつなくこなすクラスの人気者で、酒や娯楽にめっぽう強いのだろうというステレオタイプを持っていました。私はそんなものとは無縁のタイプでしたので、正直やっていけるのかというのは入局を決める直前まで思っていたことでした。しかし先輩方や同期と話していく中で、
「最初からうまくいく人はいないし、外科に向いていても向いていなくても10年経てば殆ど変わらない」という先輩の一言と同期の励ましが最後の決め手になり入局を決断しました。

↑研修風景(鹿屋でスワンガンツカテーテルを入れました)



↑研修風景(2016年度臨床内分泌updateでの発表)



↑ホノホシ海岸



↑ハブ確保


おわりに


入局して外科にも色々なタイプの先生方がいらっしゃることに驚きました。こんな私でも温かく迎え入れてくださって忙しくも楽しい日々を送っております。
いわゆる向いている人だけが外科をやればいい時代ではないと思います。色々なタイプの先輩方がいる一外科で、ちょっと将来についてゆるくお話してみませんか?迷っている方、向いていないと思っている方も大歓迎です。
おいしいご飯と(飲みたい人は)お酒を用意して皆さんをお待ちしています。


↑九州外科学会2018








鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 外科学講座 消化器外科学

TOPページへ


ページの先頭へ戻る

ページの先頭へ戻る