2024年4月より入局させていただきました奥村隆志です。出身は鹿児島県で、子供の頃は鹿児島県内を転々として周り、枕崎、垂水、喜入、伊集院で育ちました。
ラ・サール中学、高校を経て、2006年に九州大学医学部を卒業、2008年に九州大学臨床腫瘍外科へ入局し、関連病院で研鑽を積ませていただきました。家族の都合や、自分自身も残りの医師人生は地元鹿児島の医療に貢献したいとの思いから、2024年4月より鹿児島大学消化器外科に入局させていただきました。入局を御許可いただいた大塚教授、医局の先生方には心より感謝申し上げます。
今年は大学病院で一年間各グループをローテーションさせていただきました。大学で勤務されている先生方とは一通り一緒にお仕事させていただき、いろいろなお話をする機会を持つことができ貴重な一年間でした。
どのグループも鹿児島県内から紹介されてきた手術難易度の高い患者さん、基礎疾患の多い患者さんが多く、仕事の内容はハードですが、チームワークで成り立っているのがよく分かりました。また、鹿児島における大学病院と地域の関連病院の役割分担、病診連携がどのように行われているかについても知ることができました。今後は関連病院で勤務させていただきますが、チームの一員としてお力になれるように頑張っていきたいと思います。
全国的に外科医の減少が叫ばれていますが、鹿児島大学消化器外科は若い先生の入局者数が多く驚きました。若い人材の活躍は医局の活力だと思います。今後も少しでも多くの入局者が入ってくれるよう願いますし、私も若い先生たちが安心して楽しく仕事ができるような職場環境作りに貢献したいと思います。また、鹿児島大学消化器外科では私以外にも中途入局された方が多く活躍されています。鹿児島での勤務を考えている方は是非医局にご相談いただけるとよいかと思います。
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