鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 外科学講座 消化器外科学
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特選コラム

外科医としての第1歩

はじめに

はじめまして。2022年度入局させていただきました医師3年目の椎葉忠恕と申します。
余り国語が得意ではないため、拙い文章になっていますが、ご了承の程よろしくお願いします。これから入局先を決めていこうと思っている後輩達の目にとまり、外科に興味を持って頂けたら幸いです。






外科医を志した理由

私は医者の家系で、医者になるのが当たり前という家族(主に祖母)からの圧を感じていました。
父は「自分がやりたい事をやりなさい」の精神でしたが、そんな父の働く姿や思いに憧れ、気づけば医者を志している自分がいました。

父は元麻酔科で、いつか尊敬する父と一緒に働いてみたいという思いから外科系に進みたいと思っていました。医学部に入学するまではただ単純に「心臓血管外科のバチスタ手術凄いな!自分でもやってみたいな!」という浅い知識と思いで、心臓血管外科を志していましたが、学生時代の学習や解剖学を学ぶうちに、色々な臓器に触れ、多方面に渡り治療する事ができる消化器外科を志すようになっていました。



外科を志してからは、外科に入局するまでは1本道

「外科医になる」と決めてからは、意思が変わることは1度もありませんでした。

ポリクリで消化器外科をローテーションさせていただいた際は、大腸に興味があったので大腸グループをローテーションさせていただき、当時の大腸グループの先生方のオペにはほとんど参加させていただきました。
田辺寛先生のビデオ症例にする予定であった手術は今でも覚えています。

研修医時代も将来外科医として働く事を見越してローテーションを組んでいました。
今思えばもう少し色々な科をローテーションしても良かったと思うこともありますが、後悔はしていません。

外科への入局を心に決めていたため、1年目の頃から外科の先生方に入局宣言をし、先輩や同期を増やすために外科の素晴らしさについて素人ながら熱弁していました。他の入局先と迷っていた同期達が色々な方々の話を聞き、外科に入局することを決めたと教えてくれた時はとても嬉しかったです。



外科医1年目として働きはじめて

私は令和4年4月よりいまきいれ総合病院の外科のメンバーとして働いております。
小倉先生を筆頭に、林先生、野田先生といった素晴らしい先生のもとで研鑽を積ませていただいております。
手術の技術だけでなく、周術期管理の知識やスタッフとのコミュニケーション等、自分の不甲斐なさを実感する日々ですが、素晴らしい先生方のもとで学ぶ機会を与えもらっている以上、少しでも尊敬する先生方に近づきたいという思いで、これからも精進していきたいと思っております。
拙い文章になりましたが、最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

↑大学の部活仲間や同期たちと。みんなそれぞれの将来の夢に向かって頑張っています。





最後に

まだ入局を決めていない研修医や、決めたけど少しでも迷いがある研修医に伝えたいことがあります。
これからオペに入る時は「自分がやってやるぞ!」という気持ちをもって手術に臨んでみてください。
1度でもいいので、手順、解剖等を把握して手術を見てみるとまた違う景色を見ることが出来ると思います。
また、もし執刀させていただける機会があれば迷わず飛びついて下さい。絶対に後悔はしません。
気付いたら貴方も外科の虜に。

↑去年から家族になったポメプーのラテ君です。お家ではいつも暴れん坊。



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