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    一度はあきらめた外科入局

    新入局員の和田真澄と申します。(2014年10月現在)
    今回は私が外科を志した理由といえば…

    もともと家族に消化器疾患を患った人間がおりまして、消化器系にすすみたいなあ、と学生の頃からぼやーっと考えてはおりました。ただ、研修医でいろんな科をまわると、まわる科すべてが面白くて、ものすごく悩みました。
    最終的には消化器をしよう、でも内科と外科とどっちにしよう、でずーっと迷っていました。
    手術に入って、少しずつ自分の出来ることが増えていったりするのはすごく楽しくて、外科をまわると外科がいいなあ、と思い。内科を回るとカメラが出来るようになったり、ESDとか自分で出来るようになったらすごく楽しいだろうなあ、とまた迷い、という感じでした。
    いろいろな科を回らせて頂いて、出来ることが多い方が自分にとっては魅力的なようだと気づき、それなら外科かなあとは思ったのですが。体力的にきつそう、女性でやっていくのは大変そうだなあ、と回ってみて感じてしまい、外科入局はあきらめようと一度は思いました。
    ので、最終的に外科を志したのは「楽しいと思うなら一緒にやろうよ」とものすごい勢いで勧誘してくださった先生方の影響が大きい気がします(笑)。研修医の間は正直、勧誘する時ってどうせいいことしか教えてくれないんだろうなあ、と思いながら話を聞いていた部分も多かったのですが(すみません)、子供のように嬉しそうに外科の魅力を話してくださる先生が多く、「やってみてからダメだったら、その時に考えればいいじゃないの。」という言葉にありがたく便乗して、外科に入局させて頂きました。
     






    外科の面白い点・魅力

    現時点で、自分がこれをお伝えするにはとても出来ることが少なく、申し訳ないのですが・・・。今の自分にとっては「出来ることがすこしづつ増えていく」ことが魅力かな、と感じています。市中病院にくると診断から治療まで関われる患者さんも多く、元気に帰っていく姿をみられることをとても嬉しく思います。
    検査から手術、病棟では緩和、疼痛コントロール、在宅まで、さまざまなコメディカルのスタッフさんや内科の先生とも関わりながら、本当にいろいろ出来ることがあるんだなあ、と知ることが増えていく毎日です。






    学会記

    入局して3ヶ月目、ものすごくありがたいことにEAES世界内視鏡外科学会(in Pari)に行く機会に恵まれました。ヨーロッパ、パリ...自分が行くことがあるとは思ってもおらず、また発表もしないのに行ってもいいのかしら、と思いつつ...行かせていただきました!日本でも英語で行われる学会が増えてきている昨今ですが...自分は今まで英語や日本語全くなしでやりとりされるディスカッションを目にしたことがなく、oralで発表され、ディスカッションする先生方の姿をみることが出来たのは自分の刺激になりました。中条先生を含め、座長をされる日本の先生方も多く、正直なところよくて発表内容の3割程度しか理解出来なかった自分にとっては、「すごいなあ。」と思うばかりでした。



    スライドの色使いや作り、時間に対する感覚は国でも違うんだな(サウジアラビアの方で10分オーバーで発表した方も!)とも感じました。学会会場では圧倒される部分が多かったのですが、遅刻してくる方(無断欠席も)がいたり、発表の順番が直前で入れ代わっていたり、英語でのディスカッションが上手くいかないと聴衆の中から通訳が入ったり、と発表者、学会側ともに適度な「ユルさ」を感じる部分もあり、自分がもし海外で発表できることがあれば、最初はこういう雰囲気だとありがたいな、とも思いました(最初からやや逃げ腰な自分(;´д`))。






    出張して

    私は大学での3ヶ月間の研修(乳腺・甲状腺グループ)を終えた後、7月から今給黎総合病院で働かせていただいております。
    研修医の頃、市中病院では外科研修をしたことがなく、最初は大学とのあまりの違いに驚くことばかりで、さらに「外科医」として出張してきているのにも関わらず、出来ることがほとんどなく、申し訳ないと思う日々でした。が、病棟でも手術室でも本当に優しく丁寧に先生方が基礎の基礎から指導してくださるので、感謝してもしたりない毎日です。

    そして、手術が毎日あるというのは、自分の「勉強」や「理解度」という点ではちょっと自信がないところですが、とても楽しい!
    今給黎病院に出張して3ヶ月、残りの3ヶ月で先生方から学べることをしっかり自分のものにしていきたいです。







    こんな素敵な先生方とお仕事させて頂いてます♫


    牟禮先生:
    今給黎病院副院長かつ卓球部部長。
    手術に入る人数がピンチの時にはものすごくわかりやすいオヤジギャグとともに颯爽と現れて下さる素敵な先生。両側TAPPのカメラ持ちで肩が限界に...。



    野口先生:
    バイク乗り、だけど太陽はきらい、ロッカー、私服アジアンテイストで可愛い、韓流ファン、たわわちゃんのファン、可愛いパフェも好き、タイガー&ドラゴン(カラオケ激ウマ)、「専用」と書かれている場所をみると「シャア」と書き足したくってたまらない・・・見た目とのギャップがありすぎて今だに驚くことばかりです。表情からは「不機嫌なのかな?」と思ったりすることもあるのですが、決してそんなことはなく、私がどんなアホらしいミスをしようともまったく怒らず、教え諭してくださるもはや神の領域です。前任の下之薗先生の時にはケリが入ったり、色々違う点もあったようですが・・・はい。すべてに対してアツい憧れる先生です。



    濱之上先生:
    外科部長。普段も手術中もワイルドさとジェントルを的確に使い分ける我らが外科部長。ジェントルさは主に女性に対して発揮されるとかされないとか・・・。
    他科からのコンサルトに対するフットワークの軽い対応が素敵です♫
    手術中によく出るセリフの一つは「マジっすか!?」あー。柳田先生のこと大好きなんだなあ。



    立野先生:
    手技一つ一つ、治療一つに関しても、そうする理由、理屈をきちんと説明してくださり、考えがだいたい足りない自分にとっては非常にありがたいです。第一印象はスタイルいいなあ。私服をみますと時々芸能人オーラも出現。ただ、オペ室では時々牟禮先生に勝るとも劣らないオヤジギャグを披露・・・個人的な一押しは「アイテルの海だー。」





    研修医や学生さんに向けて

    現在の私は、先輩方やまわりのスタッフの方々に、本当に良くしていただいて、ただただ恵まれているなあ、と感じています。入局先や将来どんな風に仕事をしていくかは、皆さんそれぞれだと思いますが、自分の後輩たちや皆さんが自分のライフスタイルや将来設計に合わせて、なおかつ楽しいと思えることを続けていけたらいいなあ、と思います。
    外科は(他の科でもそういう部分はあると思いますけども)体力的に大変な部分があるなあ、と感じる時もあります。ですが出来ることが多く、やりがいがあると思います。興味のある方は是非、一度は来ていただければ、と思います
    ヽ(´▽`)/
     

    将来やってみたいこと

    1.指導してくださる先生がハラハラしない執刀医になる!
    2.海外の学会で発表(できれば海外留学も)
    3.執刀する後輩に余裕で教えながらの前立ち!(先は長いなあ)
    4.結婚、出産・・・(こればっかりは自分の努力だけではどうにも(笑))

     
     

    2014-10-02 22:43:35

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