はじめまして。2025年度から消化器外科に入局しました貴島稔博と申します。
鹿児島生まれで、育ちも鹿児島、鹿児島大学医学部医学科を卒業しました。
鹿児島大学病院で初期研修を2年行い、現在は医師3年目として専攻医として鹿児島医療センターで勤務しております。まだまだ未熟者であり、駄文拙文ではございますが、ご一読いただければ幸いです。
正直な話をしますと自分は周りに医者を目指す友人が多いから医者になろうと思った人間であり、確たる意志を持って医学部に入った人間ではありませんでした。しかし、医学生として実習であったり、ポリクリで患者と接することによって人に貢献したいという気持ちが強くなりました。ただ、将来何科に行くかという進路に関しては、正直あまり決まっていませんでした。
外科を意識するようになったのは、研修医のとき外科を回って、手術に入ってなんか面白い気がする、という曖昧な感想をもったことだと思います。
また、外科を回った時の先生方の指導も素晴らしく、ここでなら自分は成長できるのではないかと感じ、消化器外科に入局することが自分の中の選択肢の一つとなりました。
他の科も研修医中に回り、どの科も医者として地域や人に貢献できることを感じました。それならば自分のやりたいことは何であろうかと考えたときに、手術面白いと感じた時のことを思い出し、仕事としてやっていけないだろうか、と思い外科の道に進もうと考えました。
入局して2ヵ月、現在は鹿児島医療センターで日々研鑽を積んでいます。毎日、学ぶことが多く、時には悔しい思いもしますが、充実した毎日を送っています。
まだまだ未熟な部分も多いですが、日々の業務を行う中で、自己の成長をふとした時に感じることがあります。手術や手技が多く、そういうことを感じる機会が多いのが外科の魅力の一部かもしれません。
まだ外科医としての経験が少なく、進路を迷っている学生や研修医に適切なアドバイスができるわけではありませんが、自分みたいに、ぼんやりとした感想が外科に入るきっかけの一つになった人が存在するということを知っていただきたいです。 そして、迷っている方はぜひ一度外科を回ってみてください。あなたがぼんやりと、外科っていいなぁ、と思ったならば、将来いつの間にか入局しているかもしれません。
同期との写真。普段は写真をあまりとらないので、同期との写真が少ないのですが、辛いときは連絡をとりあって励ましあいながら頑張ってます。 |