2022年度入局の川俣有輝と申します。
名前から男性に間違われることが多く、PHSでお相手を驚かせてしまうことが多々あります。
出身は鹿児島ですが、宮崎で生まれ、大阪に8年ほどいました。小学5年生の時鹿児島に戻り、志學館中高等部を経て鹿児島大学に入学しました。
地域枠卒業医師ということもあり、研修は鹿児島大学で行い、そのまま鹿児島大学病院消化器・乳腺甲状腺外科に入局しました。
高校では美術部と漫研をかけもちし、大学時代はゴルフ部でしたがスコアはからっきしでした。
全く体育会系ではない私ですが、手を動かすのが好きで大学生時代は漫然と「外科系がいいなあ」と思っていました。
研修医になり、様々な診療科で勉強していく中で進路に関してはとても迷っていました。外科がいいけど、将来的には家庭も持ちたいし、体力に不安もあるし…と悩み暮らしていましたが、そんな時に乳腺甲状腺外科での研修が始まりました。
先生方のご厚意で様々な経験をさせていただき、時には消化器外科の先生にも指導をしていただく中で、自分の手で治療をする感覚を実感し、「やっぱり外科医になりたい!」と決意しました。
乳腺甲状腺外科の先生方にお子さんがいる女性の先生が多かったのも決め手の一つでした。
研修医になって以降、人と接する機会が増え、世の中本当にいろんな人がいるなあと思うようになりました(当たり前ですが)。
好きなことも人それぞれですし、得意不得意もそれぞれです。
そんな中で、少しでも外科に興味を持ってくださる方がいれば、ぜひ見に来ていただけたらなあと思います。私もあの時乳腺甲状腺外科で研修しなかったら、今は違う科にいたかもしれません。
実際に行ってみて、経験してみるのはとても大事だと思います。
心配事がある人もいると思いますが、「やっぱりやりたかったな」と思い続けるよりも、「やってみて、だめなら考える」の方がいいような気がします。
なんだかんだ体力なしの私でも、たくさんの人に支えてもらいながらなんとか楽しく暮らしています。
ちょっとでも気になった方は、ぜひぜひ外科での研修をお勧めします。運命の出会いがあるかもしれません。
↑現在お世話になっているいまきいれ総合病院の外科の先生方と撮っていただきました。 |